RPGのサブクエストはどこまでやる?本編を止めない進め方
街に着くたびに依頼の「!」マークが10個以上並び、気づけば本編を3週間も進めていない。長編RPGのサブクエストは、遊べば遊ぶほど増えていくのに、どこでやめていいのか誰も教えてくれません。結果として、物語の熱が冷めたまま積みゲーの棚に戻すことになる人は少なくありません。

街に着くたびに依頼の「!」マークが10個以上並び、気づけば本編を3週間も進めていない。長編RPGのサブクエストは、遊べば遊ぶほど増えていくのに、どこでやめていいのか誰も教えてくれません。結果として、物語の熱が冷めたまま積みゲーの棚に戻すことになる人は少なくありません。
この記事では、RPGのサブクエストをどこまでやるかを決める基準を、編集長としてここ数年で100時間超えのRPGを10本以上クリアしてきた経験から具体的にまとめます。全部やる派にも、本編だけ派にも当てはまる、迷わないためのルールです。
RPGのサブクエストが増えすぎる理由
最近のRPGは、クリアまでの本編がおよそ40時間から60時間、サブクエストまで含めると100時間を超える作品が珍しくありません。ゼノブレイド3やドラゴンクエストXIのように、街ごとに依頼がまとまって発生する作品では、1つの地域だけで15件から20件が一気に追加されることもあります。
開発側から見ると、サブクエストは世界を広く見せ、キャラクターに厚みを出すための大事な仕組みです。ただ、プレイヤー側の時間は有限です。平日に1日1時間しか遊べない人なら、サブクエストを全部こなすだけで2か月以上かかる計算になります。
問題は量そのものより、「やらないと損をするかもしれない」という不安です。この不安があるかぎり、依頼を見るたびに手が止まります。
どこまでやるかを決める3つの基準
私が実際に使っている判断基準は次の3つです。依頼を受ける前に、この順番で確認するだけで迷う時間がかなり減ります。
- 報酬が戦闘や移動に直結するか。新しいスキル、仲間の加入、ファストトラベル地点の解放、乗り物の入手などは優先度が高いです。逆に、素材を数個もらえるだけの依頼は後回しで構いません。
- キャラクターの物語に関わるか。仲間の過去や関係性を描く依頼は、本編の印象を大きく変えることがあります。仲間の名前がタイトルに入っている依頼は、ほぼこのタイプです。
- 今の場所で完結するか。同じエリア内で5分から10分で終わる依頼なら、ついでに片付けると効率が良いです。別の大陸まで戻る必要がある依頼は、メモだけ残して先へ進みます。
3つのうち1つも当てはまらない依頼は、その場では受けないか、受けても追わないと決めておきます。これだけで、1つの街での滞在時間が2時間から40分ほどに縮んだ作品もありました。
本編のテンポを守る進め方
基準があっても、実際のプレイでは寄り道が楽しくなって止まらないことがあります。そこで、時間で区切るルールを併用しています。
- 1回のプレイの最初の30分は本編だけ。物語を先に少しでも進めておくと、次に起動したときの動機が残ります。
- 新しい街に着いたら、サブクエストは最大5件まで。上の基準で選んだ5件以外は、クリア後に回します。
- ボス戦の前で詰まったら、サブクエストで寄り道する。経験値と装備が自然に集まるので、レベル上げ専用の作業をするより気分が楽です。
- 章が変わる前にセーブを分ける。取り返しのつかない依頼があっても、戻れる地点を確保しておけば安心して先へ進めます。
ボス前の寄り道とレベル上げのバランスについては、JRPGのレベル上げを楽しく続けるコツでも詳しく書いています。
「サブクエストは全部やるべき」への反論
攻略サイトや掲示板では、「サブクエストこそRPGの本体、全部やらないともったいない」という意見をよく見かけます。気持ちはわかりますが、私は多くの人にとってこれは逆効果だと考えています。
理由はシンプルで、物語には勢いがあるからです。たとえば重要な仲間が離脱する直前の場面で、20件の依頼を片付けるために10時間を使うと、その場面の緊張感はほぼ消えてしまいます。ストーリーの盛り上がりは、シナリオの側が想定したテンポで遊んだときにいちばん強く伝わります。
さらに、全部やろうとすると途中で疲れて投げ出す確率が上がります。クリアできなかった100時間より、クリアした50時間のほうが、作品の記憶としてはずっと満足度が高いはずです。サブクエストはクリア後にも残っていることが多いので、エンディングを見てから気に入った作品だけ戻ればいいのです。
難易度の選び方も同じ考え方で、物語を最後まで楽しむことを優先する基準はRPGの難易度の決め方の記事で紹介しています。
取り返しのつかない依頼を見分けるコツ
それでも、期間限定のサブクエストだけは見逃したくないという人は多いでしょう。完全に防ぐことはできませんが、次のような兆候があれば優先度を上げてください。
| 兆候 | 理由 | 対応 |
|---|---|---|
| 章の終わりが近いと会話で示される | 次の章で街に戻れなくなることがある | 受けている依頼をこの場で終わらせる |
| 仲間が一時的に離脱しそうな展開 | その仲間が必要な依頼が受けられなくなる | 仲間関連の依頼を先に片付ける |
| 報酬が一点物の装備 | 後から入手できない作品がある | 説明文を確認して判断する |
| 依頼主が旅立つと話している | 依頼主が別の場所へ移動し消えることがある | その日のうちに受ける |
私は気になる依頼をスマホのメモに「章、場所、依頼主、報酬」の4項目で残しています。こうしておくと、クリア後に戻るときもすぐ思い出せます。管理のしかたは積みゲーを減らす管理アプリの使い方で紹介した記録術がそのまま使えます。
よくある質問
RPGのサブクエストはクリア後でもできますか?
多くの作品ではクリア後もセーブデータを引き継いで続けられ、残ったサブクエストも受けられます。ただし、章ごとに消える依頼や期間限定の依頼がある作品もあります。気になる場合は、章の終わりの前にセーブを分けておくと安心です。
サブクエストをやらないと本編で詰みますか?
本編の敵の強さは、サブクエストをほとんどやらなくてもクリアできるように調整されていることが一般的です。ボスで詰まった場合は、数件の依頼をこなして経験値と装備を補えば十分なことが多いです。それでも厳しいときは難易度を一段下げるのも有効です。
サブクエストに時間をかけすぎないコツはありますか?
1つの街で受ける件数に上限を決めることと、1回のプレイの最初は本編を進めることが効果的です。報酬が戦闘や移動に直結しない依頼は、その場で追わずにメモだけ残すと、本編のテンポを保てます。
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