PSリモートプレイをスマホで快適に遊ぶ設定と回線の目安
リビングのテレビを家族に譲ったとたん、PS5のゲームが進まなくなる。そんなときに頼りになるのがPSリモートプレイですが、スマホで試してみたら映像がカクカクする、ボタン入力が遅れる、数分で切断される、という声もよく聞きます。原因のほとんどは本体とアプリの設定、そして家の中の回線にあります。

リビングのテレビを家族に譲ったとたん、PS5のゲームが進まなくなる。そんなときに頼りになるのがPSリモートプレイですが、スマホで試してみたら映像がカクカクする、ボタン入力が遅れる、数分で切断される、という声もよく聞きます。原因のほとんどは本体とアプリの設定、そして家の中の回線にあります。
この記事では、ガジェット担当としてiPhoneとAndroidの両方で検証してきた経験から、PSリモートプレイをスマホで快適に遊ぶための設定を順番にまとめました。初期設定は15分ほどで終わります。
PSリモートプレイを始める前に用意するもの
まず必要なものを確認しておきましょう。足りないものがあると、設定の途中でつまずきます。
- PS5またはPS4本体:システムソフトウェアを最新にしておきます。
- スマホ:iOSまたはAndroidの比較的新しい機種。画面は6インチ以上が文字を読みやすく快適です。
- PS Remote Playアプリ:App StoreまたはGoogle Playから無料で入手できます。
- コントローラー:DualSenseやDUALSHOCK 4をBluetoothでスマホに接続します。画面のタッチ操作でも遊べますが、アクションゲームでは現実的ではありません。
- 回線:ソニーは最低5Mbps、快適に遊ぶには上り下りともに15Mbps程度を目安としています。
コントローラーをスマホに固定するクリップは1,500円前後から買えます。寝転んで遊ぶなら、あると手首がかなり楽になります。
本体側の設定手順
PS5の場合は次の順番で設定します。PS4もメニュー名が少し違うだけで流れは同じです。
- 設定から「システム」を開き、「リモートプレイ」で「リモートプレイを有効にする」をオンにします。
- 同じく「システム」の「省電力」から「レストモード中に使用できる機能」を開きます。
- 「インターネットに接続したままにする」と「ネットワーク経由でPS5の電源を入れられるようにする」をオンにします。
- 本体をレストモードにしておけば、スマホから電源を入れて遊び始められます。
手順3を忘れると、本体の電源が完全に切れているときにスマホから接続できません。外出先から遊びたい人は特に確認しておきましょう。
スマホアプリの画質と回線の設定
アプリを起動してPlayStationアカウントでサインインすると、本体の自動検索が始まります。接続する前に、右上の歯車アイコンから映像の設定を見直しておくのがおすすめです。
| 設定項目 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 解像度 | 720p(高画質) | スマホの画面サイズなら十分きれいで、通信も安定しやすい |
| フレームレート | 高 | アクションやレースでは操作の遅れを感じにくくなる |
| モバイルデータ通信 | オフ | 1時間で数GBを消費することがある |
自宅で遊ぶならスマホは5GHz帯のWi-Fiにつなぎます。2.4GHz帯は電子レンジや近所の電波と干渉しやすく、映像が途切れる原因になります。そして本体側は、可能ならWi-Fiではなく有線LANにしてください。これだけで遅延が目に見えて減ります。Switchの話ですが、有線LANでつなぐ方法とアダプター選びの考え方はPS5にもそのまま当てはまります。
家の中で遅延が出やすい場所
ルーターから離れた寝室や、間にコンクリートの壁や浴室がある部屋では、回線速度の数字が良くても映像が乱れやすくなります。一度ルーターのそばで遊んでみて、快適ならルーターの位置か中継機を見直すのが近道です。
回線が速ければ快適、とは限らない
リモートプレイがカクつくと、多くの人は光回線のプラン変更や高速なルーターの購入を考えます。ネットでもまず回線速度を上げろという助言をよく見かけますが、私の経験ではそれで解決するケースは少数派です。
リモートプレイに効くのは速度の数字より、遅延と通信の安定性です。1Gbpsの光回線でも、Wi-Fiが不安定なら映像は止まります。逆に実効100Mbps程度の回線でも、本体が有線、スマホが5GHz帯でルーターの近くにあれば、720pで十分快適に遊べました。
手元で試したときも、本体をWi-Fiから有線に変えただけで、カクつきの回数が1時間あたり十数回からほぼゼロになりました。お金をかける前に、本体を有線にする、5GHz帯を使う、ルーターとの距離を縮める、この3つを先に試してください。
長時間遊ぶときのコツ
快適に接続できたら、あとは長く遊ぶための工夫です。
- 通知をオフにする:メッセージの通知が出るたびに画面の一部が隠れます。集中モードを使うと便利です。スマホの通知が集中力に与える影響は、スマホの通知を減らすと集中力が回復する理由でも紹介しています。
- 充電しながら遊ぶ:リモートプレイは映像のデコードで電池を使います。1時間で20から30パーセントほど減ることも珍しくありません。
- スマホを冷やす:本体が熱くなると性能が落ちて映像が乱れます。ケースを外すだけでも効果があります。
- 音声はイヤホンで:Bluetoothイヤホンは音の遅れが出やすいので、気になる人は有線イヤホンを選びます。
ほかにもゲームを快適にするアプリや設定はアプリのカテゴリーにまとめています。
よくある質問
PSリモートプレイは外出先からでも使えますか?
使えます。本体がレストモードで、インターネット接続を保つ設定がオンになっていれば、外のWi-Fiやモバイル回線からも接続できます。ただしモバイル回線はデータ量を大きく消費するので、容量に余裕があるプランで使いましょう。
リモートプレイで遊べないゲームはありますか?
一部のゲームはリモートプレイに対応していません。また、PS VR2を使うタイトルはスマホでは遊べません。起動しても画面が表示されない場合は、ゲームの公式情報で対応状況を確認してください。
リモートプレイの遅延を減らすにはどうすればいいですか?
最も効果があるのは、本体を有線LANでつなぎ、スマホを5GHz帯のWi-Fiに接続することです。そのうえで解像度を720pに下げると、さらに安定します。それでも遅延が気になる場合は、ルーターの再起動や配置の見直しを試してください。
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