みまもりSwitchを大人が自分に使う、RPGの夜更かしを止める設定
平日の夜、23時に「あと1戦だけ」と思ってRPGを起動し、気づいたら午前1時半。翌朝の会議で頭が回らず、昼休みに「今夜こそ早く寝る」と決めたのに、夜になるとまた同じことをくり返す。会社員をしながら年に50本前後のゲームを遊んでいる私にとって、これはほぼ毎月のように起きていた問題でした。

平日の夜、23時に「あと1戦だけ」と思ってRPGを起動し、気づいたら午前1時半。翌朝の会議で頭が回らず、昼休みに「今夜こそ早く寝る」と決めたのに、夜になるとまた同じことをくり返す。会社員をしながら年に50本前後のゲームを遊んでいる私にとって、これはほぼ毎月のように起きていた問題でした。
意志の力で何とかしようとして、何度も失敗しました。そこで試したのが、本来は子ども向けに作られた任天堂の無料アプリ「みまもりSwitch」を、自分自身に使うという方法です。保護者が子どものプレイ時間を管理するためのアプリですが、大人が自分のために設定しても十分に役立ちます。この記事では、私が実際に使っている設定と、使ってみて分かった限界を正直に書きます。
なぜ「自分で時計を見る」だけでは止まらないのか
長編RPGは、やめどきが見つけにくいように作られています。ダンジョンの途中にはセーブポイントが少なく、ボスを倒すとすぐに次のイベントが始まり、イベントが終わると新しい町が見えてくる。区切りの直後に次の目的が提示されるので、「ここでやめよう」と決めた地点に着いたときには、もう次の地点が気になっています。
もうひとつの理由は、時計を見るのが自分だという点です。夢中になっているとき、人は時間を短く見積もりがちです。体感では30分なのに、実際には1時間半たっていた、という経験は誰にでもあると思います。自分で気づくのを待つ方式では、気づいた時点ですでに遅いのです。
みまもりSwitchが役に立つのは、この「気づく役目」を外に出せるからです。本体の画面に通知が出れば、没頭していても嫌でも目に入ります。
大人が自分に使うときの設定
アプリはスマートフォンに入れ、表示される登録番号をSwitch本体の設定画面に入力して連携します。作業は5分ほどです。連携が終わったら、次の3つを設定するのが私のおすすめです。
1日のプレイ時間を曜日ごとに分ける
プレイ時間の上限は、毎日同じにすることも、曜日ごとに変えることもできます。私は平日を1時間30分、金曜と土曜を3時間、日曜を2時間にしています。平日を短めにしたのは、翌日に仕事があるからというより、平日の1時間30分で「一区切り」を作る練習をしたかったからです。上限は細かい刻みで選べるので、最初は少し長めに設定し、1週間ごとに15分ずつ減らしていくと無理がありません。
おやすみアラームを就寝の1時間前に
プレイ時間とは別に、指定した時刻になると画面に通知を出す「おやすみアラーム」があります。私は23時に設定しました。プレイ時間がまだ残っていても、この時刻になれば通知が出ます。上限時間よりも、こちらのほうが夜更かし対策としては効きました。
「ソフトを中断する」はオフから始める
上限に達したとき、通知を出すだけにするか、ソフトそのものを中断させるかを選べます。中断を選ぶと、時間になった瞬間にゲームが止まります。セーブしていない進行は戻らないことがあるので、ボス戦の途中で止まると精神的なダメージが大きいです。私は最初の2週間は通知だけにして、通知が出たら次のセーブポイントで必ずやめる、というルールで運用しました。
「どうせ自分で解除できるから意味がない」への答え
この方法を同僚に話したとき、最初に言われたのが「暗証番号を知っているんだから、結局延長できるでしょ」という反論でした。その通りです。本体側で暗証番号を入れれば、その日の制限は一時的に解除できます。大人が自分に使う以上、完全に縛ることはできません。
それでも効果があったのは、解除に「ひと手間」かかるからです。通知が出て、暗証番号を入力する画面まで進み、4桁を打つ。この数秒のあいだに、「本当に今あと30分遊びたいのか」と考える余裕が生まれます。実際、私の場合は解除したくなる夜のうち、半分くらいは番号を打つ前にやめていました。正確に数えたわけではないので、感覚的な割合だと思ってください。
どうしても解除してしまう人は、暗証番号を家族やパートナーに設定してもらい、自分は知らないままにする方法もあります。ここまでやるかどうかは人によりますが、選択肢として知っておく価値はあります。
制限の目的は止めることではなく、続けるかどうかを一度考えさせることです。
プレイ記録で見えてくる自分の癖
みまもりSwitchには、ソフトごとのプレイ時間が日別と月別で記録されます。私がいちばん驚いたのは、遊んでいる時間の長さより、遊んでいる時間帯でした。平日のプレイの多くが22時以降に集中していて、しかも22時台より23時台のほうが長い。疲れているときほど、だらだらと続けていたわけです。
記録を見てからは、平日のプレイを夕食後すぐの20時台に寄せるようにしました。同じ1時間30分でも、早い時間に遊ぶと翌朝の眠気がまったく違います。プレイ時間を記録するアプリ全般の考え方については、ゲームプレイ時間を記録するアプリが人気の理由でも書いていますが、みまもりSwitchは本体と直結しているぶん、記録の手間がまったくないのが強みです。
注意点として、記録されるのはSwitch本体で遊んだ時間だけです。スマホゲームやPCゲームの時間は含まれません。また、制限は本体単位でかかるので、家族と1台を共有している場合は、自分だけでなく家族のプレイにも同じ上限がかかってしまいます。私は自分専用の本体で使っていますが、共有している人は設定前に家族と話し合ってください。
RPGと相性のいい使い方、悪い使い方
相性がいいのは、ドラクエやゼノブレイドのように、こまめにセーブできるタイプのRPGです。通知が出てから数分でセーブポイントにたどり着けるので、ルールを守りやすい。レベル上げのような単調な作業の時間を区切るのにも向いています。単調な作業を楽しく続ける工夫はJRPGのレベル上げを楽しく続けるコツにまとめました。
逆に相性が悪いのは、セーブポイントの間隔が長いゲームや、オンラインで他の人と一緒に遊ぶゲームです。協力プレイの途中で中断が入ると、仲間に迷惑がかかります。オンラインで遊ぶ予定がある日は、あらかじめアプリからその日の上限を延ばしておくほうが、結果的にストレスが少なくなります。
今週やってみること
まずはみまもりSwitchを入れて、「おやすみアラーム」だけを就寝時刻の1時間前に設定してください。プレイ時間の上限や中断機能は、1週間分の記録を見てから決めれば十分です。1週間後、自分が何時台にいちばん長く遊んでいたかを確認するだけで、次に変えるべき設定が見えてきます。ほかの便利なアプリについてはアプリのカテゴリにまとめています。
More from the blog
アプリ
ゲームプレイ時間を記録するアプリが人気の理由
気づかないうちにゲームを三時間もプレイしていた、という経験は誰にでもあるはずだ。そんな経験から生まれたのが、プレイ時間を自動で記録してくれるアプリだ。単なる時間管理ツールに見えるが、実際に使ってみると、自分のゲーム習慣を客観的に把握できるという点で、思った
アプリ
スマホの通知を減らすと集中力が回復する理由
スマートフォンの通知を全部オフにするのは極端すぎると感じる人は多い。実際、私も最初はそう思っていた。しかし通知の仕組みを少し調べてみると、問題は通知そのものではなく、ほとんどのアプリが初期設定のまま「とりあえず全部通知する」状態になっていることだとわかって
ガジェット
Switch用モバイルバッテリーの選び方と注意点
Nintendo...