携帯ゲーム機用コントローラーを選ぶ際に重視すべきポイント
携帯ゲーム機本体のコントローラーで長時間遊んでいると、手のひらや親指の付け根がじんわり痛くなってくることがある。そのたびに外付けのコントローラーを検討するのだが、売り場にはよく似た見た目の製品が並んでいて、価格だけで選んでしまうと使ってみてから後悔するケースが少なくない。実際に比較していくと、見た目では分からない部分にこそ、使い心地を大きく左右するポイントが隠れている。

携帯ゲーム機本体のコントローラーで長時間遊んでいると、手のひらや親指の付け根がじんわり痛くなってくることがある。そのたびに外付けのコントローラーを検討するのだが、売り場にはよく似た見た目の製品が並んでいて、価格だけで選んでしまうと使ってみてから後悔するケースが少なくない。実際に比較していくと、見た目では分からない部分にこそ、使い心地を大きく左右するポイントが隠れている。
スティックの素材で疲れ方が変わる
アナログスティックの表面がつるつるした素材のものは、汗をかいた手でプレイしているとわずかに滑ってしまい、無意識に強く握り込む癖がついてしまう。この握り込みが長時間のプレイで疲労の原因になることが多い。滑りにくいラバー素材や、表面に細かな凹凸があるタイプのスティックは、同じプレイ時間でも手の疲れ方がかなり違う。店頭で触れる機会があるなら、見た目よりも先に指の腹でスティックの表面を確認しておきたい。
遅延の少なさは数字だけでは分からない
仕様表に書かれている入力遅延の数値は、あくまで理想的な条件での測定値であることが多く、実際の接続方式によって体感は変わってくる。有線接続のコントローラーは安定して遅延が少ない傾向にあるが、持ち運びの快適さを優先してワイヤレスを選ぶ場合は、接続が安定しているブランドかどうかを事前に確認したほうがいい。この点はスイッチのmicroSDカードの選び方で語られている、仕様表の数字と実際の使用感にずれが出やすいという話とも共通している。
ボタンの重さは好みが分かれる要素
ボタンを押したときの重さ、いわゆる押下圧は、メーカーによって大きく異なる。軽いボタンは素早い連打には向いているが、誤入力が増えやすいという弱点もある。重いボタンは誤入力が少ない一方で、長時間のプレイでは指先の疲労につながりやすい。どちらが正しいというものではなく、自分がよく遊ぶゲームの種類に合わせて選ぶ必要があり、格闘ゲームをよく遊ぶ人と、じっくりしたRPGを遊ぶ人では、最適な押下圧がそもそも違うという点を忘れてはいけない。
手の大きさに合うグリップ形状を優先する
グリップの形状は、どれだけ機能が優れていても、手の大きさに合っていなければ意味を持たない。大きめのグリップは安定感があるが、手の小さい人が長時間持つと指が疲れやすく、小さめのグリップは持ちやすい反面、手の大きい人には窮屈に感じられることがある。ゲンキドックのような周辺機器を日常的に使っている人であれば分かると思うが、周辺機器は機能の多さよりも、自分の体に合っているかどうかのほうが満足度に直結する。
キーボードの打鍵感から学べること
意外に思われるかもしれないが、コントローラー選びの基準は、キーボード選びの基準とよく似ている。HHKBのような製品が長く支持されているのも、打鍵感という数字に表れにくい感覚的な部分を妥協せずに作り込んでいるからであり、コントローラーもまさに同じ理由で評価が分かれる。スペック表には載らない感触の部分こそ、実際に長く使い続けられるかどうかを決める大きな要素になっている。
結局は実際に触れてから決めるのが一番早い
ここまで挙げたスティックの素材、遅延の少なさ、ボタンの重さ、グリップの形状は、どれもレビュー記事の文章だけでは完全には伝わらない。可能であれば販売店で実際に手に取り、数分だけでも操作してみることをおすすめしたい。それが難しい場合は、同じ手の大きさや同じプレイスタイルの人が書いた感想を探すことが、通販サイトの評価の数だけを見るよりもはるかに信頼できる判断材料になる。
バッテリー持続時間は仕様表の数字より実使用で確認する
ワイヤレスコントローラーを選ぶときに見落とされがちなのが、バッテリー持続時間の表記と実際の使用感のずれだ。仕様表に記載されている時間は、画面の明るさや振動機能を最小限にした条件で測定されていることが多く、実際に振動フィードバックを常時オンにして長時間遊ぶと、表記よりもかなり早く充電が必要になる場合がある。外出先で長時間遊ぶことが多い人であれば、仕様表の数字をそのまま信じるのではなく、実際の使用レビューで振動機能を使った状態での持続時間に触れているかどうかを確認したほうが現実的な判断ができる。
持ち運びの快適さも使い心地の一部
自宅で据え置きとして使うか、外に持ち出して使うかによっても、優先すべき点は変わってくる。携帯ゲーム機本体に装着できる一体型のコントローラーは持ち運びやすい一方で、手の大きい人にはグリップ部分が窮屈に感じられることがある。逆に本体から分離した独立型のコントローラーは手に合わせやすいが、鞄の中でかさばりやすく、携帯ゲーム機本体と別々に収納する手間が増える。普段どんな場面で遊ぶことが多いかを具体的に思い出しながら選ぶことで、スペック表の比較だけでは見えてこない、自分にとって本当に使いやすい一台が見えてくる。
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