Joy-Conのスティックが勝手に動く原因と自分でできる対処法
メニュー画面で何も触っていないのにカーソルが勝手に下へ流れる。ゼルダで立ち止まりたいのにリンクがじわじわ歩き出す。Joy-Conを2年ほど使っていると、こうした症状に出会う人はかなり多いです。僕の手元にある4組のJoy-Conのうち、2組がまさにこの状態になりました。

メニュー画面で何も触っていないのにカーソルが勝手に下へ流れる。ゼルダで立ち止まりたいのにリンクがじわじわ歩き出す。Joy-Conを2年ほど使っていると、こうした症状に出会う人はかなり多いです。僕の手元にある4組のJoy-Conのうち、2組がまさにこの状態になりました。
Joy-Conのスティックが勝手に動く問題は、いわゆる「ドリフト」と呼ばれる症状です。慌てて新品を買う前に、自分でできる確認と対処がいくつかあります。この記事では、原因の切り分け方、スティックの補正、掃除のコツ、修理に出すべきタイミングまで、実際に試した順番で紹介します。
Joy-Conのスティックが勝手に動く主な原因
ドリフトの原因は大きく分けて3つあります。どれに当てはまるかで、取るべき対処がまったく変わります。
| 原因 | よくある症状 | 自分で直せるか |
|---|---|---|
| 補正のずれ | ごくわずかに一方向へ流れる | 直せることが多い |
| ホコリや汚れ | 日によって症状が出たり消えたりする | 改善する場合がある |
| 内部部品の摩耗 | 常に同じ方向へ強く流れる | 基本的に修理か交換 |
スティックの内部には、倒した方向を読み取る部品があり、長く使うと接点がすり減ります。毎日1時間以上遊ぶ人なら、1年半から2年あたりで症状が出始めても不思議ではありません。
まずは症状を正しく確認する
いきなり掃除や分解を始める前に、本当にスティックの問題なのかを確かめます。手順は次の通りです。
- HOMEメニューから「設定」を開き、「コントローラーとセンサー」を選ぶ。
- 「スティックの補正」に進み、確認したいJoy-Conのスティックを押し込む。
- スティックから指を離した状態で、画面の十字マークが中心からずれていないか見る。
指を離しているのに十字マークが中心の円からはみ出していれば、ドリフトが起きています。円の中で小さく揺れる程度なら、ゲーム側の感度設定の問題である可能性もあります。ほかのゲームでも同じ症状が出るか、1本だけでなく2本以上で試すと判断しやすくなります。
スティックの補正とコントローラーの更新
症状が軽い場合、補正だけで直ることがあります。先ほどの画面で補正を実行し、画面の指示に従ってスティックを各方向へ倒して一周させれば完了です。
あわせて、「コントローラーとセンサー」にある「コントローラーの更新」も実行しておきましょう。Joy-Con本体のソフトウェアが古いままだと、反応が不安定になることがあります。僕の2組のうち1組は、補正と更新だけで普段のプレイでは気にならないレベルまで戻りました。
掃除で改善するケースと正しいやり方
日によって症状が出たり消えたりするなら、スティックの根元に入り込んだホコリや皮脂が原因かもしれません。
- エアダスターを使う:スティックを大きく倒し、根元のすき間に短く何回か吹きつける。逆さにして使うと液が出るので、缶はまっすぐ立てて持つ。
- スティックを回す:吹きつけたあと、スティックをぐるぐる20回ほど回して汚れを動かす。
- 表面を拭く:スティックの周りは、乾いた柔らかい布で拭き取る。
掃除のあとは、もう一度スティックの補正を行います。汚れが原因なら、これでかなり落ち着くはずです。
ネットでよく見る対処法を鵜呑みにしない
ネットでは「接点復活剤を吹けば一発で直る」「互換スティックに交換すればいい」という情報をよく見かけます。僕はどちらもあまりおすすめしません。
接点復活剤は一時的に症状が消えることがありますが、液がホコリを吸い寄せて、数週間後に前より悪化した例を何度も見ました。プラスチック部品を傷める成分を含むものもあります。また、自分で分解してスティックを交換すると、細いフィルムケーブルを切ってしまうリスクがあり、メーカーの保証や修理の対象外になる可能性も高くなります。手先に自信があり、保証が切れていて、壊れても構わない1本で試すならまだしも、普段使いのJoy-Conでいきなりやるのは避けたほうが安全です。
修理に出すか買い替えるかの判断
補正と掃除をしても症状が残るなら、内部部品の摩耗と考えるのが自然です。ここで考えたいのは保証の有無です。国内で購入した任天堂の純正品は、購入から1年間はメーカー保証の対象になります。レシートや購入履歴が残っていれば、まず任天堂の修理窓口に相談しましょう。
保証が切れている場合は、有償修理と新品購入の費用を比べて決めます。左右どちらか片方だけが悪いなら、片側だけ修理するのも選択肢です。長時間の携帯モードがメインで、Joy-Conへの負担を減らしたい人は、別のコントローラーを併用するのも手です。選び方は携帯ゲーム機用コントローラーを選ぶポイントの記事でまとめています。
ドリフトを遅らせる普段の使い方
完全に防ぐことはできませんが、症状が出るまでの期間を延ばすことはできます。スティックを強く押し付けたまま回す操作を減らす、遊び終わったら本体から外して平らな場所に置く、カバンに入れるときはスティックが押されないケースを使う。この3つを意識するだけでも、部品への負担はかなり違います。本体まわりのメンテナンスとしては、Switchのmicro SDカード選びの注意点もあわせてチェックしておくと安心です。
よくある質問
ドリフトは左右どちらのJoy-Conに多いですか
移動操作に使う左のJoy-Conで起きやすい傾向があります。使用時間が長いぶん、部品の摩耗が早く進むためです。
スティックの補正は何回やっても大丈夫ですか
何回行っても問題ありません。掃除のあとや、長く使っていなかったJoy-Conをつなぎ直したときにも気軽に実行して大丈夫です。
Proコントローラーでもドリフトは起きますか
起きることはありますが、スティックが大きく、Joy-Conより症状が出るまでの期間が長いと感じる人が多いです。
まずは補正と掃除から試そう
Joy-Conのスティックが勝手に動いたら、最初に「スティックの補正」で症状を確認し、補正とコントローラーの更新、エアダスターでの掃除の順に試してください。それでも直らなければ、自己流の分解より保証や修理を優先するのが結局いちばん安上がりです。Switchの便利な使い方はSwitchカテゴリーでも紹介しています。
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