信頼できるオンラインゲームのコミュニティをプレイヤーが見分ける方法
オンラインゲームを長く楽しんでいる人の多くは、どこかのコミュニティに参加している。ギルドやクラン、Discordのサーバー、攻略掲示板、SNSのハッシュタグでつながる仲間。一人で遊んでいたときにはわからなかった攻略法を教えてもらえたり、協力プレイの仲間が見つかったりと、コミュニティにはたくさんのいいところがある。

オンラインゲームを長く楽しんでいる人の多くは、どこかのコミュニティに参加している。ギルドやクラン、Discordのサーバー、攻略掲示板、SNSのハッシュタグでつながる仲間。一人で遊んでいたときにはわからなかった攻略法を教えてもらえたり、協力プレイの仲間が見つかったりと、コミュニティにはたくさんのいいところがある。
その一方で、居心地の悪いコミュニティや、トラブルの多いコミュニティがあるのも事実だ。筆者の友人は、新しいコミュニティに入る前に、いくつかの場所を見比べるようにしているという。ギルドの募集掲示板、Discordの公開サーバー、ファンが運営するWiki、そしてankertotoのようなコミュニティ系のサイトなどを眺めながら、人数の多さよりも、新しく来た人への接し方を見ているそうだ。今回は、彼の考え方と筆者の経験をもとに、信頼できるコミュニティの見分け方をまとめてみる。
入る前に1週間だけ「見るだけ」にする
いちばん簡単で効果的なのは、すぐに発言せず、1週間ほど様子を見ることだ。これだけで、そのコミュニティの雰囲気はかなりわかる。見ておきたいポイントは次のとおり。
- 初心者の質問に、誰かがきちんと答えているか。
- 同じ質問が何度も繰り返されていないか。よくある質問がまとめられているか。
- 意見が分かれたとき、相手を否定せずに話し合えているか。
- 運営や古参メンバーだけが目立っていないか。
筆者が以前入っていたあるギルドは、初心者の質問にはすぐ誰かが答え、よくある質問は固定メッセージにまとめられていた。逆に、すぐ抜けてしまったサーバーでは、質問が何日も放置され、たまに返事があっても「それくらい調べて」という一言だけだった。
ルールがあるかより、守られているかを見る
ほとんどのコミュニティには何かしらのルールがある。大事なのは、それが実際に守られているかどうかだ。ルールに「宣伝禁止」と書いてあるのに、運営自身が毎日のように何かを宣伝していたら、そのルールは飾りにすぎない。
また、ルールが誰に対しても同じように適用されているかも見ておきたい。古参メンバーの暴言は見逃されて、新しく来た人だけが注意されるような場所は、長くいても居心地が良くなることはあまりない。
お金やアカウントにかかわる話には特に注意
信頼できるかどうかを見分けるうえで、もっともはっきりした判断材料になるのが、お金とアカウントの扱いだ。次のようなことがあれば、すぐに距離を置いたほうがいい。
- 「代わりに進めてあげる」と言ってアカウント情報を聞いてくる。
- 限定情報を見るために、外部サイトでの支払いを求める。
- 公式ではないツールやファイルを配っている。
- アイテムの売買を個人間で強くすすめてくる。
アカウントは、これまで遊んできた時間そのものだ。アカウントがあるからこそ遊びが広がるという話はゲームのアカウントが遊びを広げる理由にも書いたが、それだけに守る意識も大切にしたい。
「大きいコミュニティほど安心」とは限らない
参加者が何万人もいるコミュニティなら情報も多いし安心だ、と考える人は多い。でも、実際にはそうとも限らない。人数が多いほど、宣伝目的の人や、トラブルを起こす人も入りやすくなる。運営の目も届きにくくなり、間違った情報が訂正されないまま広まってしまうこともある。
筆者の経験では、数百人程度の小さなコミュニティのほうが、メンバー同士の顔が見えていて、質問にも丁寧に答えてもらえることが多かった。協力プレイの仲間を探すなら、まずは小さめで目的がはっきりしたコミュニティから始めるのがおすすめだ。協力プレイの始め方はオンライン協力ゲームの始め方で紹介している。
良いコミュニティに共通する三つの特徴
これまでにいくつものコミュニティに入っては抜けてを繰り返してきたが、長く続いた場所には共通点があった。
一つ目は、知識が残る仕組みがあること。攻略情報やよくある質問が、誰でも見られる場所にまとめられている。二つ目は、反対意見を言っても大丈夫な空気があること。理由を添えて意見を言えば、きちんと検討してもらえる。三つ目は、ゲーム以外の生活を尊重してくれること。「毎日ログインしないと追放」のような厳しすぎるルールがなく、忙しい時期は休んでもいいという雰囲気がある。
自分もコミュニティを良くする一員になる
信頼できるコミュニティは、誰かが用意してくれるものではなく、参加している一人ひとりがつくっていくものでもある。自分が答えられる質問には答える。役立つ情報を見つけたらまとめておく。間違った情報を見かけたら、やわらかく指摘する。どれも小さなことだが、こうした積み重ねが居心地の良さにつながる。
オンラインゲームの楽しさの半分は、一緒に遊ぶ仲間にあると思う。仲間とつながる楽しさについてはオンラインゲームで仲間とつながる楽しさでも書いた。少し時間をかけてでも、安心して過ごせる場所を見つけてほしい。
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