プレイヤー同士で広まるオンラインゲームの裏情報を確かめる方法
「ここだけの話だけど」と前置きされて教えてもらう裏情報には、不思議な魅力がある。宝箱を開ける前にジャンプするとレアが出やすい、特定の順番でスキルを使うとボスが弱くなる、ある場所に立つと隠しイベントが起きる。オンラインゲームのプレイヤー同士では、こうした話が友達のあいだやグループチャットで次々と広まっていく。

「ここだけの話だけど」と前置きされて教えてもらう裏情報には、不思議な魅力がある。宝箱を開ける前にジャンプするとレアが出やすい、特定の順番でスキルを使うとボスが弱くなる、ある場所に立つと隠しイベントが起きる。オンラインゲームのプレイヤー同士では、こうした話が友達のあいだやグループチャットで次々と広まっていく。
筆者も裏情報を聞くのは大好きだ。ただ、試してみると本当に効果があるものは意外と少ない。ゲーム仲間の一人は、聞いた裏情報をスマホのメモにすべて書き残している。誰から聞いたのか、配信なのか、掲示板なのか、ankertotoのような情報共有サイトなのかを記録し、自分で試した結果も横に書いていく。このメモがとても参考になったので、今回は彼のやり方をもとに、裏情報を確かめる方法を紹介する。
裏情報が広まりやすい理由
裏情報が広まりやすいのには理由がある。まず、試すのが簡単なこと。ジャンプしてから宝箱を開けるだけなら、誰でもすぐにできる。次に、教えた人が「詳しい人」に見えること。そして、たまたま効果があったように見える人が必ず出てくることだ。
100人が同じ裏技を試せば、そのうち何人かは偶然いい結果を得る。その人たちは喜んで友達に教えるが、うまくいかなかった大多数の人は何も言わない。こうして、効果のない裏技でも、効果があるように見えながら広まっていく。
まず裏情報を三つに分けて考える
仲間のメモでは、裏情報を次の三つに分けていた。
- 操作や仕様に関するもの:特定の入力で技が出やすくなる、など。何度か試せば確かめやすい。
- 運に関するもの:レアが出やすくなる、など。確かめるには多くの回数が必要で、思い込みも入りやすい。
- 規約に触れそうなもの:外部ツールや改造データを使うもの。試すこと自体が危ないので、最初から手を出さない。
この分類をするだけで、どれくらい慎重になるべきかが見えてくる。とくに三つ目は、アカウント停止につながることもあるので注意したい。アカウントの大切さについてはゲームのアカウントが遊びを広げる理由でも書いた。
確かめるための五つの手順
- 話の内容をはっきりさせる。「レアが出やすい」ではなく「宝箱からレア装備が出る割合が10%以上になる」のように、確かめられる形に言い換える。
- 出どころをたどる。誰が最初に言い出したのかを探す。たどれない場合は、それだけで信頼度は下がる。
- 裏技なしで記録を取る。まずは普段どおりに30回以上試して、基準となる結果を残す。
- 裏技ありで記録を取る。ほかの条件は変えずに、同じ回数だけ試す。
- 結果を見比べて共有する。効果がなかった場合も、むしろそれこそ共有する価値がある。
30回というのは少なく感じるかもしれないが、10回程度ではたまたまの結果に左右されすぎる。可能なら50回以上試すと、より安心できる。
実際に試した三つの裏情報
仲間と二人で、よく聞く裏情報を三つ試してみた。
宝箱の前でジャンプしてから開ける。ジャンプありで50回、なしで50回。レア装備が出たのは、ありが4回、なしが5回だった。差はなく、おまじないの一種だとわかった。
ボス戦の開始直後に特定のスキルを使うと怯みやすくなる。これは20回中17回で確かに怯みが発生した。調べてみると、公式の説明にもそのスキルの効果として書かれていた。裏情報というより、説明をよく読めばわかる仕様だった。
決まった時間にログインすると、デイリー報酬が豪華になる。2週間試したが、報酬の内容はログイン時刻と関係なく、日付で決まっていた。
三つのうち、本当に使えたのは一つだけ。しかも、それは公式に説明されていた情報だった。
「みんながやっているなら正しい」は危うい考え方
裏情報を信じる理由として、「周りのみんながやっているから」という声はとても多い。でも、たくさんの人がやっているからといって、それが効果的だとは限らない。宝箱の前のジャンプも、筆者の周りではかなりの人がやっていたが、結果には何の違いもなかった。
大勢が同じことを言っていても、出どころをたどると一つの投稿に行き着くことはよくある。人数の多さは、情報の正しさではなく、広まりやすさを表しているだけだ。運の要素についてもっと知りたい人は、オンラインゲームの運要素が飽きさせない理由もあわせて読んでみてほしい。
確かめた結果を仲間に返す
裏情報を確かめたら、その結果を仲間に返すところまでやってみてほしい。「50回ずつ試したけど差はなかった」という報告は、地味だけれどとても役に立つ。仲間のメモは今では60件を超えていて、新しい噂が流れてくると、まず「メモに載っているか」を確認するのが仲間内の習慣になった。
裏情報を楽しむことと、確かめることは両立できる。むしろ、自分で確かめる過程そのものが、オンラインゲームの新しい遊び方の一つになるはずだ。
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