最初のメンバー選択はデュラン・アンジェラ・リースで始めたケロ蔵です。
発売からもうすぐ2ヶ月が経とうとしている聖剣伝説3トライアルズオブマナ(以下:聖剣3TOM)。
もうすでにクリアしている人は多いのではないでしょうか。
僕自身もPSで販売された聖剣伝説レジェンドオブマナを最後に長らく触れることはありませんでした。
そして10年ぶりに遊んでみようと思った聖剣シリーズが今回紹介する聖剣3TOMということです。
結論を言うと、聖剣3TOMはアクションRPGが好きなら絶対に遊んでもいい作品だと感じます。
ケロ蔵
最後まで楽しく遊ぶことができました。
聖剣伝説3リメイクのヒットで今後の展開も期待できる
聖剣伝説4から始まった負の連鎖が、この作品の登場によってようやく断ち切れたんじゃないでしょうか?
というのも、今までリメイクしてきた聖剣伝説はどの作品も評価が悪く、良作と呼ばれるものは登場していませんでした。
しかし今回発売された聖剣伝説3トライアルズオブマナはクチコミでの評価も高く、個人的にも新品で買ってよかったと思えます。
ケロ蔵
正直言うと、予約して購入することに不安があったんだよ。
この成功から今後の聖剣伝説の新作も出ることが考えられます。
つまり、聖剣伝説5のことですね。
聖剣伝説のナンバリング作品はPS2で販売された聖剣伝説4を最後に、今も販売されていないんです。
一応、外伝的な作品は何度か登場していたりもします。
- 聖剣伝説 HEROES of MANA
- 聖剣伝説 CIRCLE of MANA
- 聖剣伝説 RISE of MANA
聖剣伝説4が販売されたのが2006年なので、14年で3作品しか出ていないというのが現実です。
聖剣伝説3リメイクの販売本数は約20万本
PS4版とSwitch版の両方を合算した数値ですが、合わせて20万本売れています。(ファミ通調べ)
PC版でも遊べるので、実際はもう少し多いと思われます。
リメイク作としてはいえ、まずまずの売れ行きでしょう。
元々、人気があった聖剣伝説3をベースにしていることもあって、個々でこけたら先はないという気持ちで開発をしていたと思います。
聖剣伝説3TOMが高評価につながった要素
今回のリメイクがどうして成功につながったのでしょうか?
大きく見て4つのポイントがあります。
- ゲームバランス調整
- テンポの改善
- キャラクターの造形
- 体験版の配信
この4つが土台としてしっかり作り込まれていたから、評価が高くなったのではないでしょうか。
ゲームバランスの調整
オリジナル版だと最初に選んだキャラクターによって、難易度が変わると言われていました。
有名なところで言うと魔法の仕様ですね。
ボスモンスターに魔法で攻撃すると、敵もカウンターで魔法を発動してきます。
さらに魔法も必ず当たってしまう仕様なので、魔法職のアンジェラは使い所がなく上級者向けと言われていました。
今回は魔法そのものを回避することができるようになっており、終盤まで活躍します。
逆に魔法使いが最強クラスとも言われているくらいなので、汚名返上にはなったんじゃないでしょうか。
テンポの改善
魔法を使用すると操作が止まり魔法エフェクトの演出がありました。
魔法を使ったり使われたりするだけで、操作がストップしてしまうのはテンポの悪さに拍車をかけるくらいです。
さらにアイテムや魔法をショートカットに登録しておけば、リングコマンドを開くことなく使うことができるので、非常にテンポがいいバトルを楽しむことができたと言うことです。
キャラクターの造形
原作を忠実に再現されています。
オリジナル版は2Dのドットで表現されているので、3Dになった時にどう表現されるのか気になってましたが、かなりかっこよく可愛く作られてます。
衣装も多くの種類があるので、コスチュームの変更もできるのは嬉しいですね。
さすがに同時期に発売されたファイナルファンタジーⅦリメイクと比べるまでもありませんが、それでも高水準の完成度にはなっています。
体験版の配信
製品版が販売される前に体験版が配信されていました。
過去に販売された作品には体験版がなかったので、今回が初めての試みと言えるでしょう。
もしも体験版が配信されなければ、ここまで売れなかったかもしれません。
というのも聖剣伝説シリーズは4を境にクソゲーのレッテルを貼られていた過去があります。
体験版を配信せず製品版を販売していたら、評判を見てから購入するか考える人が間違いなくいるはずです。
事実、僕自身も体験版を遊ぶまでは購入しようとは思ってませんでしたし。
ハードでも簡単なのは最初だけ!?
体験版を最後まで遊んでいると、なんだかぬるい印象があると思います。
これは最初のボス、フルメタルハガー戦まではチュートリアル的な位置づけであり、物語が進むと手応えのある難易度に変わります。
なので、難易度ハードでも簡単というわけではありません。
まとめ:聖剣伝説3リメイクを基準にして制作すれば聖剣5もありえる!?
聖剣伝説4の大コケにより、シリーズの正当な続編がしばらくなかったシリーズですが、聖剣伝説3リメイクのヒットにより今後の展開も考えられます。
外伝だったりリメイクだったりと聖剣伝説シリーズは手探り状態で模索している最中だったのかもしれません。
そして今回のヒットにより、今後の方針が定まったとも言えるでしょう。
すぐには販売できないと思いますが、もしかしたら3年後とかに聖剣伝説5が発表するかもしれませんね。(個人的な予測ですが)