7年ぶりの新機種PlayStation5がついに発売まで2ヶ月を切りました。
今回のPS5では2種類の本体が発売されるようですね。
- PlayStation5
- PlayStation5デジタルエディション
本体の性能は全く同じで、唯一の違いはディスクスロットの有無だけ。
本体価格も1万円安いデジタルエディションの方が人気みたいですね。
安いコストで新機種を購入できるので、デジタルエディションを選ぶ人が多いということでしょう。
でもちょっと待って下さい!!
後々のことを考えずにPS5デジタルエディション版を購入してしまうと、後悔してしまうかもしれませんよ?
というのも、デジタルエディションには注意する点がいくつか存在するからです。
この事に気づかず買ってしまうと、後で買い換えを検討する結果になり、無駄な買い物になるかもしれませんよ。
ディスクスロットが無くてもゲームはできるし、性能が同じならば安い方がいいじゃん?
ピョン太
ケロ蔵
パソコンならばそうだけど、PS5はゲーム機だということを忘れてはいけないよ。
目次
PlayStation5デジタルエディションとは?
PlayStation5デジタルエディションとはディスクスロットを排除したモデルのことを指します。
歴代のPSでは必ずディスクスロットが搭載されていたので、PS5で初めての試みということです。
ディスク無しでどうやってゲームを遊ぶんだ?
ピョン太
ケロ蔵
PSストアからゲームを購入して、本体にダウンロードすることで遊べるようになるんだ。
ダウンロード版ソフトを購入して遊ぶ人も多くなっていることもあって、ディスクスロットをカットしその分安く販売することができたということですね。
PS5デジタルエディションの価格は39,980円+税(43,978円)
PS5デジタルエディションの本体価格は約4万円で、ディスクスロットありの通常版に比べて1万円ほど安くなっています。
この価格は、現在販売されているPlayStation4 Proと同じ価格です。
PS5通常版 | PS5デジタルエディション | PS4 Pro | |
---|---|---|---|
価格 | 49,980円 | 39,980円 | 39,980円 |
ストレージ構成 | SSD (825GB) | SSD (825GB) | SSD (1,000GB) |
互換性 | PS4も遊べる | PS4も遊べる | 無し |
保存できるストレージ容量はPS4 Proの方が大きいですが、PS5は転送速度が高速化されており、ゲームの読み込み速度が大幅に上がっています。
PS5通常版とデジタルエディションの違いはディスクスロットの有無だけなので、1万円の差額はディスクスロット分と考えた方がいいでしょう。
デジタルエディションはオススメできない理由
本題に入りますが、PS5デジタルエディションの方が安いという理由で購入することはオススメしません。
というのも、ゲームを遊ぶのに重要なディスクスロットが排除されているため、今までのプレイスタイルと全く異なってしまうからです。
ディスクスロットが無いと次のような影響を受けてしまいます。
- ソフトを売ることができない
- ゲームの貸し借りができない
- ソフトの価格が高い
ゲーム機本体は安いけどゲームソフトは高い
オススメできない1つ目の理由は遊ぶためのソフトの価格が高いという点です。
PS5はゲーム機本体を買ったら終わりではなく、遊ぶためのソフトも購入しなければなりません。
ダウンロード版は物理メディアが存在しないので、その分安く提供できると思われがちですが、実際はパッケージ版よりも高く設定されています。
つまり本体を安く買うことができたとしてもソフトが高いため、結果的にデジタルエディション版の方がコスパが悪いということになるということですね。
ケロ蔵
デジタルエディションだったらソフトが安くなるということは無さそう…
ダウンロード版ソフトは売却ができない
オススメしない理由その2はゲームを売ることができないという点です。
遊び終わったゲームを中古ショップで売りに行き、次の新作ゲームの購入資金にしている人もいます。
デジタルエディション版だとこのやり方ができないため、パッケージ版よりも多くのお金を使う結果になってしまいます。
ゲームの貸し借りができない
3つ目は友人にゲームの貸し借りができないという点です。
ダウンロード版は目に見えないデータなので、ゲームの貸し借りをすることができません。
定期的な収入のある社会人ならばともかくお金を自由に使えない学生とかだと、貸し借りができないのは大きな痛手になってしまいます。
PS 5デジタルエディションを購入しても良い人とは?
デジタルエディションは制約が多いですが、デメリットばかりではありません。
こういった使い方をするのであれば、デジタルエディション版を選んでもいいでしょう。
- ダウンロード版しか遊ぶ予定がない
- ゲームの貸し借りをするつもりはない
- 購入したゲームを売ったりしない
- ディスクを挿入するのが面倒
1番大きな理由はディスクをいちいち交換する必要がないのが最大のメリットかと思います。
ダウンロード版を購入する最大の理由は保存されているゲームへすぐにアクセスできる点にあります。
パッケージ版だとディスクを取り出して交換、という一連の作業が手間に感じる人も少なくありません。
金銭面さえ気にしなければ、使い勝手はデジタルエディションの方がいいので、これらの目的が決まっているならば購入するのもいいかもしれませんね。
PS5デジタルエディションのまとめ
今回は11/12に発売されるPS5デジタルエディションについて紹介しました。
わざわざ2種類の異なるタイプの本体を販売するということは、それだけダウンロード版に需要があるということでしょう。
価格も通常版に比べて1万円ほど安く買えるので、こちらの方が人気があるのもわかります。
でも最終的に支払う費用はデジタルエディション版の方が高いので、今から予約購入する人は注意してください。
価格が1万円安くてもソフトを数本買うだけで、すぐにチャラになってしまいますから。