普段から何気なく触っているキーボードですが、世の中には1万円以上する高級キーボードが存在するのをご存知でしょうか?
「たかがキーボードなんかで!?」と思われますが、文字入力や記事の執筆など使う機会は結構あります。
キーボード界で1、2を争うであろう高級キーボードであるその数量限定モデル『HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/雪』を購入する決意をしました。
HHKB誕生から25周年という節目に数量限定モデルの真っ白キーボードです。
ケロ蔵
めちゃ高かったけど気にしないよ僕は…(泣)
Apple製品を買い続けて金銭感覚がおかしくなっているな。
ピョン太
多分パソコンを取り扱っている大半の方は不要なものですが、一部のマニアにとっては非常にべrんりなガジェットだということで、今回はHHKBを初めて使ってみた感想について買いていこうと思います。
目次
HHKBの購入を踏み切った理由
HHKBの存在自体は昔から知っており、多くのブロガーやYoutuberが絶賛しています。
とはいえ、パソコンの周辺機器しかも文字を打つだけのものに3万以上もの大金を出す覚悟がなかったため、憧れを持ちつつも目を逸らし続けていました。
そんな中、通販サイトをふと目にした際に見てしまったのです!
どうですか!?この真っ白なキーボード!!
これを見て一目惚れしました。
市販のHHKBは真っ黒なブラックと白色&灰色が混ざったアイボリーの2種類しかなく、どちらも購入の決め手にならなかったんです。
でも、ホワイトモデルのキーボードってなんか美しさを感じてしまいました。
ケロ蔵
キーボード全体が白ってなんだか神秘的に見えない?
限定品ということもあり、急いで購入することにしましたね。
2021年12月現在、雪モデルは品切れ中のサイトが多いため入手は困難みたいです。
英語配列か日本語配列か…
次にキーの配列が異なる英語配列か日本語配列どちらがいいか。
僕が検討していた段階ではまだどちらも販売中でした。
価格も同じなため、どちらを選ぶべきか2日ほど悩みましたね。
でもこれって完全に好みだと思います。
僕は矢印キーがついてある日本語配列を選びましたが、世間的な人気だと英語配列みたいです。
英語配列だとキートップの交換もできるという強みもあるんですが、そもそも雪モデルの交換用キートップも品切れ中なので、この点を考慮する必要はなさそう。
ケロ蔵
結局のところ、普段使い慣れているキー配列を選んだ方が良さそう。
HHKBを実際に使ってみた感想
ここからは僕が実際に使った感想を述べていきたいと思います。
完全に主観ですが、HHKBに興味ある人の参考になれば。
デザインの外観
最初に目に見張るのがこの美しいフォルム!!
そして不要なキーを極力排除したキー配列。
キーがかなりギッチギチに詰められてます。
音量調整やなどの付加機能を持つゲーミングキーボードもいいですが、とにかくシンプルかつミニマムなデザインってそれだけでもグッとくるものがありますね。
ファンクションキーの専用スペースを排除したり、Enterキーよりも左のスペースを削るなど今までキーボードとマウスの往復に面倒くささを感じていたのがウソのように感じます。
購入する前まではキーの少なさに使いにくそうなイメージを持っていましたが、実際に使ってみてもそんなに不便ではなく、Fnキーとの同時押しを使いこなせばいくらでも対応できるので、今では毎日使っています。
一部気になるのはキーボードの高さがやや高めになっているので、パームレスト無しだとキーが打ちにくくなるところですね。
持ち運びに便利
据え置き型キーボードとしては比較的コンパクトなサイズ感にまとまってます。
(さすがに折りたたみキーボードと比較するのは酷ですが…)
テンキー付きのフルキーボードだと横幅のサイズが大きく持ち運びに不便なので、自宅or会社に置きっぱなしだったりしますが、HHKBはかろうじてバッグに収まってるので、持ち運んで活用していたりします。
ただ、高級キーボードなのは間違いないので、あまり外に持ち出して無くしたということにはならないよう、最新の注意を払って扱わないと泣きを見ることになりそう。
打ち心地が非常に軽快
高級キーボードの共通点でキーの打ち心地が非常に軽快というのがあります。
HHKBは静電容量無接点方式という特殊なキー構成を採用しているため、キータイピングもしやすく1日中打ち続けても飽きません。(腕は疲れそうだけど)
打鍵音も心地よく、うるさすぎず静かすぎない押していて気持ちのいい音についつい録音してしまうほど。
僕は青軸キーボードのような押している感がある音が好きなので、ちょっと物足りなさもありますが静音を売りにしているキーボードだから、まぁ良しとしましょう。
無線接続に対応
HHKB HYBRID Type-SはBluetoothに対応しているので、無線接続をすることができます。
静電容量無接点方式でワイヤレスに対応しているのって非常に少なくHHKB HYBRID Type-SとHHKB HYBRID BTの2種類しかないんですよね。
文字を入力するなら有線で接続した方が安定すると言われていますが、実際に使ってみてもそこまで悪く感じませんでした。
もちろん電池を装着しなければ使えないというデメリットも存在しますが、単3電池を2本程度であれば別に不便というわけでもありませんし、むしろそれだけのコストでわずらわしい有線から開放されると考えれば、願ったり叶ったりです。
バッテリーは乾電池式
電力の供給方法は今では珍しい乾電池を装着して電源を入れるタイプのキーボードです。
一部の格安キーボードでこそ乾電池式だったりしますが、HHKBは3万円以上もする高級キーボードなため、この部分に不満を持っている人もいるかと思います。
でも、逆に考えると電池切れになった時にあわてて充電する必要もありませんし、電池2本を取り替えれば済む話。
そして最大のメリットはバッテリーの劣化を心配する必要はないところ。
バッテリー内蔵タイプの欠点はバッテリーが劣化すると連続使用時間が短くなり、やがて廃棄しなければなりません。
まだ文字を打つことは出来るのに、バッテリーの持ちが悪くなっただけで買い換えるなんて本末転倒!
HHKBは5年、10年と末永く使えるくらい耐久性が高いため、あえてバッテリー内臓ではなく乾電池式にこだわったと言われています。
そう考えると、確かに理にかなっていると言わざるを得ません。
バッテリーの劣化が原因で最終的に有線キーボードになるのは複雑な心境だな。
ピョン太
HHKBは万人におすすめできるけど使う人を選ぶキーボードとも言えそう
今までHHKB所有者が絶賛しまくって興味があった後の購入しましたが、確かにこれは絶賛するのもわかるわ~って思います。
だって打っていて気持ちいいですから。
まぁ値段が高いから打ち心地も最高なんだろうというプラシーボ効果なのかもしれませんが。
普段から文字の入力をしている人であれば買って損はしないと思いますが、たまーにしか文字を打たない人に高級キーボードを買う必要はないでしょう。
それなら格安キーボードを数年ごとに買い換えるほうが遥かにコスパがいいです。
今はパソコンを使って仕事をする機会も増えてきていますから、パソコン周りの環境を良くするために使いやすい物を選ぶというのもいいと思います。
良いものに変えるとやる気が上がるともいいますから。